事務所紹介

見えない「権利」を言葉にする

横浜の地で弁護士として17年、企業、自治体、個人の方々の様々な心配事に、必要とされる法的な手当てを行って参りました。

弁護士は、目に見えない権利を実現するために闘います。法は機械的に適用されるわけではなく、その時々の社会情勢や依頼者の方の置かれた立場などによって、その適用のされ方に微妙な変化が生じます。時に裁判官のスタンスによっても変化します。この目に見えない繊細な「暗黙知」を、依頼者の方に言語化して分かりやすく説明することを大切に歩んで参りました。

言語化できる前提として、強い知的好奇心とその道のプロへのリスペクトの精神によって、あらゆることに興味を持ち、それぞれの分野の到達点を探り当て、今議論されている情報にアクセスできる準備が整っています。

最先端の知見と、全国への展開

日本最大級の法務部を擁する企業が抱える課題や、弁護士へのニーズを家庭で共有できる環境にあることから、こうした課題がやがて市中の経済活動に波及していく過程を予測できます。これにより、地元の企業の皆様にも一歩先行く予防的な手当てを「街弁価格」で実現する環境が整っています。

また、弁護士の経営環境も大変革のまっただ中です。民事訴訟のIT化により、裁判所とオフィスの物理的な距離の障壁は消滅の方向へと変化しています。実際に現在、全国各地の裁判所に係属する民事事件をウェブ期日で担当し、解決へと導いています。

この変化は、東京・横浜の大規模庁で培ったリーガルサービスを、全国津々浦々に届けることが可能となることを意味します。弁護士過疎地域にお住まいで、なかなか「とことん闘う弁護士」にアクセスできない方々にも、オンラインを通じて同水準の戦略的な支援を届けていきたいと考えています。

「人間ならではの暗黙知」から逆算する

弁護士・会計士・税理士などが向き合う最終的な舞台は、今なお人間の判断とアナログな運用が色濃く残る場所です。私は、難易度の高い事件を多数担当してきた訴訟経験をベースに、「どこで、どのタイミングで、どの証拠を出すのか」という人間的な暗黙知から逆算し、平時の準備をAIの助力を得て「大きな仕組み」として設計することに力を入れています。

ご自身では「ごく普通の家庭・事業」と感じておられる方でも、実は大きな推進力を持つ船に乗り換えることができる――その船を一緒に設計・建造し、世間の荒波を乗り越えていくための伴走者でありたいと考えています。

企業の経営者の方や起業家の方と同じ言語を話せるように、常に合理的思考を徹底し、「思無邪（思いよこしま無し）」の精神でお届けします。

横浜の地から全国・全世界に向けて、最先端の知見を結集した「大学病院並の検査設備を常備稼動できる町医者」のようなリーガルカウンセルとして皆様のお役に立てるよう、CALAMVS法律事務所を開設いたしました。