このたび、当事務所のウェブサイトを全面的にリニューアルいたしました。日本語サイトと英語サイトを統合し、構成の再設計からSEO対策、スマートフォンでの閲覧最適化にいたるまで、そのすべてを生成AIとの対話のみで作り上げています。外部事業者にそれなりのコストを支払い、打ち合わせや修正なども含め多くの時間を要するであろう作業を、半日で完了させることができました。
開所時に描いていた未来
2022年に事務所を開設したとき、私はひとつの未来図を思い描いていました。テクノロジーの進化によって、弁護士の働き方は根本から組み替えられる。大規模事務所と個人事務所とのあいだに横たわる「規模の差」は、むしろ縮小していく方向に向かう。その予測は、大きく外れてはいませんでした。それどころか、生成AIの登場によって、その変化は想定していたよりもはるかに速いスピードで現実になりつつあります。
近未来への投資
現在、私は業務時間の一定割合を、来るべき近未来への適応に投じています。新しい技術を試し、実務の現場に組み込み、どこまで質を高められるのかを検証する——このプロセスは、単なる好奇心ではなく、これからの依頼者のための「投資」だと考えています。
AIに対してアレルギーを抱く方もいれば、「AIで一体何ができるのか」と懐疑的な問いを向ける方もいます。しかし、本来問うべきなのは逆の方向です。「これもAIに任せてみたらどうなるか」。そう発想を切り替え、試行錯誤できるかどうかが、今後の弁護士業務のクオリティを分けていくのだろうと感じています。
AIと人間の役割分担
もちろん、AIは万能の魔法ではありません。AIが示した答えの是非を見極め、必要に応じて修正し、責任あるアウトプットに仕上げていくこと——そこには、血の通った経験の蓄積が欠かせません。私は17年にわたって訴訟・交渉の現場に立ち続けてきましたが、その経験があるからこそ、AIの提案をそのまま鵜呑みにするのではなく、取捨選択し、磨き上げることができます。
そして、裁判の最終局面で向き合う相手は、これからも当面はAIではなく人間の裁判官です。個々の裁判官が持つ暗黙の感覚にどう橋を架けるか——ここは、AIではなく、人間の弁護士にしか担えない領域だと考えています。
これからの法的サービス
「AIを使う弁護士」と「使わない弁護士」の違いは、やがて依頼者の方が受け取るアウトプットの質とスピード、そして費用対効果の差として現れていくでしょう。当事務所は、「AIを使いこなすこと」と「人間の経験と直感で最終判断を下すこと」を両輪とし、次の時代にふさわしい法的サービスをお届けしてまいります。
今回のウェブサイトリニューアルでは、取扱分野や代表プロフィールの記述も大幅に見直し、当事務所の現在のスタンスと、これから目指す方向性を改めて言葉として定義し直しました。お時間の許す際に、ゆっくりとご一読いただければ幸いです。
For International Readers
We have completely redesigned our website, integrating our Japanese and English sites into a single domain. The entire process—from structural redesign and SEO optimization to mobile responsiveness—was accomplished through dialogue with generative AI, completed in just half a day.
When I founded this firm in 2022, I envisioned a future where technology would fundamentally transform legal practice, narrowing the gap between large firms and solo practitioners. That prediction has proven accurate—and with the emergence of generative AI, this transformation is arriving faster than anticipated.
However, AI is not a magic solution. Evaluating AI outputs, refining them, and delivering responsible work product requires accumulated human experience. With 17 years in litigation and negotiation, I can critically assess AI suggestions rather than accepting them uncritically. And in the courtroom, we still face human judges—bridging to their intuition remains a distinctly human skill.
Our firm combines AI proficiency with seasoned human judgment to deliver legal services fit for the next era. We invite you to explore our updated Practice Areas and Attorney Profile pages.

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